現地研修

3月11日(月)

 11日間の研修の最終日、朝早く学校に集合し、バスで空港に向かいます。お世話になったホストファミリーと別れがたい時間です。涙を浮かべながら再会を約束しました。

 今回訪れたブリスベンは、2032年のオリンピック開催地として世界の注目を集めています。先週の女子サッカーワールドカップもブリスベンのスタジアムで行われました。ブリスベンオリンピックを、生徒たちはTVで懐かしく見るでしょうか、それともホストファミリーと再会し一緒に観戦しているでしょうか。今回の出会いを大切に、派遣生たちの今後の一層の成長を見守りたいと思います。

 今回の派遣に関しご理解ご支援を賜りました全ての方々にこの場をお借りしてお礼申し上げます。ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3月8日(金)

 今日はUnivesity of Queenslandを訪問しました。オーストラリアで屈指の優秀な大学で、世界中から学生が集まっています。4つのグループに分かれて、大学生の話を聞きながら生徒それぞれの関心のある分野の建物を案内してもらいました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 その他、図書館や食堂、売店なども案内していただき、大学で勉強するイメージを具体的に高めることができました。

 

 その後はブリスベン観光となりました。まずはMt. Cootha という展望台です。天気がよく、ブリスベン川の複雑な蛇行がはっきりと見えました。

 

 

 

 

 

 

 その後市街に降りて、川岸にあるSouthbankでホストファミリーの用意してくれた昼食を食べ、クイーンズランド博物館に行きました。

 

 

 

 

 

 

 

              次にクイーンズランド美術館を訪ねました。

 

 

 

 さらに街で一番の賑わいを見せるQueen Streetモールに行きました。みんな家族や友だちへのお土産をたくさん買っていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 最後に1920年代に建てられたCity Hallを見てバスに戻り、観光を終えました。明日からの2日間、ホストファミリーと思い思いの時間を過ごして、いよいよ帰国の途につきます。

 

 

 

 

3月7日(木)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 生徒の一人にホストファミリーが持たせてくれたランチです。果物やマフィン、ポップコーンにゼリーにサンドイッチ、ジュースなどが入っていて、生徒たちはこれをモーニングティーの時間とランチタイムに分けて食べます。今日は、この時間に通りがかった男子生徒からお菓子をもらったり、女子生徒からお花をいただきました。明日のInternatinal Women's Dayのお祝いとのことでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 生徒たちの英語が「話せることを話す」から「話したいことを話す」に変わってきていることを実感します。発音も一層良くなり、何より表現力がこの短期間で格段に豊かになってきました。皆自信を持って堂々と楽しそうに会話しています。現地の高校生と一緒に学び、ホストファミリーと過ごす時間は、観光旅行だけではなかなか得られない効果をもたらしたようです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 昼休みはJames先生から一人一人修了証を受け取りました。がっちりと握手を交わし、笑顔で修了証を受け取り、その後James先生のお取り計らいで用意してくださったピザとNatalie先生が差し入れてくださったティンタムをみんなで頬張りました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

現地校の生徒も先生方も本当に温かく迎え入れてくださり、かけがえのない時間を過ごすことができました。今日が学校に通う最終日。最初はみんなとても緊張していたのに、学校を去るのがとても名残惜しそうでした。

 

 

 

3月6日(水)

 今日の学校はいつもと雰囲気が違いました。こちらでは、11、12年生(16、17歳)は週に一度就職の準備をするための日が設けられており今日はは登校せず、さらに10年生によるチャリティバザーが昼休みに用意されていました。1年に一度の取り組みで、3〜4ヶ月かけて準備をしてきたそうです。年に一度のこのイベントに居合わせることができ、ラッキーでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 このチャリティバザーは、企画から準備など生徒の取り組みが教員に評価され、生徒に認定証が与えられるそうです。就職や進学の際に有利なのだそうで、評価項目も「協調性」「コミュニケーション」など詳細な項目となっていました。イベントに合わせ、生徒たちからの申し出で今日は制服ではない登校を認めたとのことで、2割程度の生徒が私服で登校していました。いつもと違う雰囲気に戸惑いながら、本校生もバディと一緒にバザーの準備をしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

   昼休みは、低学年の子たちも買い物に来てとても賑やかでした。本校生も販売を手伝ったり買い物したりしながら交流を深め、楽しい時間を過ごしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 現地校の午後の授業は通常科目ではなく、生徒は4つのトピックから自分でプロジェクトを選び進めていました。特定のアスリートに必要なトレーニングや栄養指導を考えたり、ビジネスプランを作成して発表したりといったプロジェクトで、いずれも教員に発表し評価を受けるのだそうです。日本で言う課題探究に近いかと思います。バザーやプロジェクトにバディと一緒に参加し、日本の高校との違いを実感した一日となりました。

 

 

3月5日(火)

 現地校にて2日目。滅多に雨が降らないと聞いていましたが今朝は朝から静かな雨が降っています。全員元気に登校し、我々教員に対しても、お互いも、全て英語で話しています。今日はもう一つのグループがバディと対面し、それぞれの授業に参加しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 数学や美術の授業のほか、イスラム教の授業にも参加しました。多様性を受け入れお互いを尊重する姿勢の根底には、それぞれの宗教に関して正しい理解があり、生徒たちもラマダンの話などを興味深そうに聞いていました。

 

 

3月4日(月)

 日曜日をそれぞれホストファミリーと過ごし、今日から現地校Wisdom Collegeに通います。ホストファミリーの車に乗って、みんな元気に登校しました。日曜日の様子を聞くと「ラクダを見に行って触りました」、「ピクニックに行きました」、「ショッピングに連れて行ってもらいました」と楽しそうに、もちろん英語で答えてくれました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 学校の施設見学を終えたあとは、2つのグループに分かれて活動しました。Bianca先生の英語の授業を受けるグループと、現地校のバディの授業に参加するグループです。英語グループはオーストラリアの慣習を知る授業から始まりました。ゲーム形式など多彩な活動です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 バディの授業に参加したグループは、コンピュータや体育、生物、数学などそれぞれ分かれて授業に参加しました。最初は少し緊張していたようでしたが、慣れてくると積極的に質問したりノートを取ったりして、現地の先生方にも素晴らしい生徒たちですねとお褒めの言葉をいただきました。数学の授業では教えている生徒もいて、「数学は分かるのに、説明するのが難しい」と言っていました。その思いが向上心に繋がるのだと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 こちらの学校は10時半頃にMorning Teaという時間があり、昼食とは別にスナックを食べたりする時間があります。この時間にも生徒たちは現地校の生徒と一緒にバスケットボールをしたりサッカーをしたり、初日から積極的に関わろうとする姿勢が見られました。ホストファミリーが用意してくれたランチを食べて、午後も授業を受け、毎週月曜日に行われる全校集会にも参加して、盛りだくさんの初日を終えました。

 

 

3月2日(土)

 現地時間朝6時半、定刻通りブリスベン空港に到着しました。機内ではあまり眠れなかったようですが、出国手続きもスムーズに済ませ、これからバスに乗り込みます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 今日はまず世界最大のコアラ保護区、Lone Pine Koara Sanctuary を訪ねました。コアラにカンガルーなどオーストラリア特有の動物たちとの触れ合いを楽しみました。近づいてきたエミューを撫でた生徒の感想は、手触りが「畳みたい」でした。鳥やクロコダイルのショー、シープドッグショーなども楽しみ、ランチはみんなでハンバーガーを頬張りました。機内で早朝に朝食を食べたきりだったので、みんなお腹がペコペコでしたが、大きなハンバーガーはなかなか食べきるのが大変でした。





 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

   このあとそれぞれホストファミリーの家に向かいます。明日は日曜日。ゆっくりと過ごして、月曜日から元気に登校してもらいたいと思っています。

 

 

3月1日(金)

 いよいよ出発です。学校から成田空港にバスで向かい、到着後、両替を済ませ出国手続きに入ります。8時間半後はブリスベンです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お知らせ

12月10日(日) 校内事前研修③

 校内事前英語研修最終回は、日曜日に集合し、講師の先生方5名をお招きしての研修となりました。

 まずは先生方の自己紹介を聞いたあと、ゲームを通して自己紹介をします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 次はオーストラリアに関する情報を英語で学びました。知らないことがたくさんあって、現地でたくさんの「初めて」との出会いを共有できる日が一層楽しみになりました。その後、各自持ち寄ったグッズを使って「show and tell」を行いました。事前に文章を用意して一生懸命話す人、身振り手振りで自由に話す人、みんなそれぞれに英語で楽しそうに表現していました。先生方も各グループに入り一層盛り上がりました。休み時間にも積極的に先生方を囲んで質問したり会話したり、さすが下高生です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 休憩後、第2部では日本文化の紹介をゲームやビンゴを通して楽しく行い、第3部では現地で使える英語表現、ステイ先などで会話をうまく続けるためのスキルなどをアクティビティを通して学びました。最後の第4部では「洗濯は夜はしない」など習慣の違いを紹介されながら、様々なケースに備えた英語表現を学びました。たくさんのアクティビティを通して、表現力の向上はもちろん、研修生同士の交流を深める良い機会にもなりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 講師の先生方がホストマザーに扮したり、趣向を凝らしたたくさんのアクティビティで非常に有意義な時間となりました。なお本日の研修は費用に関して同窓会よりご支援をいただいております。会員の皆様のおかげでしっかり事前学習をして現地での研修に臨めますこと、この場をお借りして心より御礼申し上げます。

 

お知らせ

11月17日(金) 校内事前研修②

 前回に続き本日もALTのCole先生による英語での授業です。受け身にならず活発に意見を出し合えるようになってきて、現地で授業を受ける準備も万端です。今日のテーマは「トラブル・シューティング」。「ホームステイ先で食べられないものを出されたら?」、「お代わりしたかったら?」、「洗濯したいと申し出るときは?」と様々な場面での表現を確認しました。ホームステイ先では、何かと受け身にならず自分の考えをきちんと表現して欲しいと思います。

お知らせ

11月15日(水) 校内事前研修①

 今日はALTのCole先生とオーストラリアの探求レポートのテーマ決めをしました。はじめはReview Quizとして、これまで学んだオーストラリアに関する知識を復習です。「国土面積の広さは世界第何位?」、「オーストラリアの幸福度ランキングは何位?日本は?」などと、今日は英語で行いましたがそれでも積極的に答えていまし得た。次にSDGsの視点から日本とオーストラリアを比べ、課題探求のテーマを決めました。調べ学習のあと、現地調査を踏まえて、帰国後にレポートを作成します。

お知らせ

11月14日⁽火) 事前オリエンテーション②

 3者面談のための短縮日課を利用して、今週は3日かけて研修の事前準備を進めます。本日はアイエスエイさんによる研修です。英語圏では自己紹介の際には握手をする習慣がありますが、慣れていないと照れてしまいなかなか手を差し出せないことがあるので、握手で自己紹介を始めました。その後、相手が話す際にも黙って聞くのではなく相槌を打つなどリアクションすべきことを学び、英会話を進めました。

   身振り手振りも交えて、英語でジョークも飛び交う楽しい時間となりました。

お知らせ

10月16日(月)事前オリエンテーション①

 いよいよIGP(為桜グローバルプログラム)オーストラリア語学研修が始まりました。

 説明会、選考を経て集まった28名の生徒たちは、これから3月のブリスベンでの研修に向け事前学習を進めていきます。

 初回の今日は、今回のプログラムを支えて下さる(株)アイエスエイの松井さんのご指導のもと、まずはアイスブレーク、お互いの自己紹介から始めました。

 

 その後、ペアになってオーストラリアクイズに挑戦。オーストラリアの首都は?地図はどれ?地図にある星は何座?その他、電圧、豪ドルについてなどなど、訪問前に確認しました。研修への期待がますます膨らむ時間となりました。