お知らせ

令和6年2月22日 探究成果発表会を開催しました。

本校初の全校一斉で実施した模様をお伝えします。

開会式では、まずは学校長から「探究」にかける熱いメッセージを頂きました。

次いで、講師紹介ののち、「失敗を恐れず挑戦することの大切さ」と題した基調講演と「有意義なポスターセッションとするためにひとりひとりができること」と題したワンポイントレッスンを、ジーフィット株式会社 代表取締役 阪根信一様、そして、千葉大学大学院工学研究院 大川一也先生よりいただきました。

ポスターセッションでは体育館の後方半分にパネルを設置しました。なお、パネルは昭和時代のものと新規購入品が混在していました。

午前の部では、高2生と科学部の226枚のポスターが掲示されました。

午後の部は、高1生と中学生の80枚が掲示されました。

それぞれ、緊張のなか自らの探究成果に興味を持って聴いてもらえるよう奮闘してくれました。PCを持ち込んだり小道具を使ったりと工夫を凝らしている生徒もいたようです。また、普段からご指導いただいた級監やゼミ担当、あるいは部活動の先生にも聴講いただいたことは、生徒にとって大きな励みになったことと思います。そして、講師の先生からも質問やコメントを頂けた生徒も多かったようです。

閉会式では、講師の先生方から講評をいただきました。とってもたくさんのお褒めの言葉をいただいてしまいました。

「プレゼンは場数!」と講評のなかでございましたが、今後の糧とできるような経験の場とできたでしょうか?

「たいへんだったけど、やってよかった」と思ってもらえたらうれしいです。

 

全校生徒対象とする探究をはじめて3年目となる今回、全校生徒一同に会しての探究成果発表会という場を生徒たちに提供できたのが何よりです。

生徒たちに大きな刺激を与えていただいた講師の先生方、そして、ポスターの作成・発表に奮闘してくれてた生徒諸君に感謝します。

最後に、運営担当としては、失敗したな~と思っていた「あと2分」が意外に中学生受けしていたのが意外でした。

さて、来年はどのように改善していこうか。

お知らせ

11月30日(木)

MIOS探究キックオフ説明会を開催しました。

MIOSとは「Measures to Improve Our Society 社会をよりよするための方策」の頭文字から取った造語になります。

第一学年後期探究では、「起業家精神の視点を意識し,5人以下のグループでMIOSを一つ提案する探究活動」を実施します。このMIOS探究活動に入るに当たり、学校内外から講師を招聘し、四つの講話をいただきました。

題名を紹介します。

「VUCA時代を生き抜く為に必要なスキルとは」 生井副校長

「社会課題をビジネスで解決するには」 楽天グループ株式会社 立場さん

「持続可能なまちづくりを目指して」 下妻市役所 保戸山さん、地域起こし協力隊 荒川さん

「カルビー株式会社のMIOS」 カルビー株式会社 松本さん 古澤さん

現役ビジネスマンの方々からの講話を、生徒たちはよく話を聞いてくれました。質問に回答した生徒はご褒美をいただきました。

本日の講話から、着想のヒントを得てもらい、探究しがいのあるテーマを設定してくれることを期待します。

カルビー株式会社下妻工場から、全員がいただいた「じゃがりこ」をエネルギーに、まずは来週のテストを乗り切り、MIOS探究に積極的に取り組んでもらうことを期待します。

お知らせ

令和5年11月22日

 いいふうふの日。

 筑波山麓の探究実践家 今村ことよ さんをお迎えし、探究講演会を開催しました。

 生徒たちは、体育館の床でお尻が冷える中、よく聴いてくれていました。

 お話しのスライドの一部を掲載させていただきます。

 多岐に渡るお話を頂戴し、探究や進路選択を深めるような、視野が拡がるヒントが得られたものと感じました。

 今村さんは、2月に計画している探究成果報告会への興味を持ってくださっています。

 ご予定が合えば、起業や生物学をテーマにしている生徒の探究にコメントを頂けるかもしれません。

 探究。また頑張ってみましょう。

お知らせ

令和5年11月2日

第一学年で、自由研究学年発表会を開催しました。

9月に各クラスにて全員が発表した際、選出されたクラス代表のプレゼンテーションです。

クラス代表6名はそれぞれ、9月の発表からさらに工夫を重ねて準備して臨んでくれました。

聴衆側の生徒たちも、熱のこもった代表たちの発表を、さらに深める質問を多く出してくれました。

以上で、前期自由研究を終え、講演会を経て、後期グループ探究に入ります。

最後に、代表たちと運営を担ってくれた生徒たちとの集合写真を紹介します。

学年主任からご褒美があったようです。

ありがとうございました。

 

お知らせ

七夕。もうすぐ夏休みの7月7日。

1学年探究では、自由研究計画についてのプレゼンテーションを行いました。

前日に作成した紙芝居を使ったプレゼンテーション。KP法の初挑戦です。

KPの様子

発表ののちは紙芝居を机に並べ、クラス内で見て回りました。KPツアーです。

紙芝居をいくつか紹介します。

紙芝居たち

夏休みに進める自由研究の計画をプレゼンテーションにまとめたり、友人からコメントをもらったりすることで、自由研究を具体化することができたでしょうか。また、級友の意外な一面を見ることができたと思います。

とても、楽しそうにプレゼンしていた生徒が多かったように感じました。なかには、その場で作っている生徒もいましたが・・・・・。夏休み明けのプレゼンでも楽しく発表できるといいですね。大事なのはやはり中身。充実した自由研究発表にできるようがんばってください。期待しています。

保護者の皆様。自由研究何やっているのか、お話いただけると幸いです。

お知らせ

1学年の探究活動が始まりました。

 5/25(木)前期に取り組む自由研究が始まりました。

 初回の活動はテーマ設定です。先輩の成果報告書を参考にしたり友人と話したりしながら、自分の興味・関心に応じたテーマを探りました。早々に決まったものから黒板に書き出します。

 黒板一面に並べられた級友たちの様々なテーマ一覧から級友の一面をうかがい知ることができます。

 生徒が書き出したテーマの一部を紹介します。

 テーマを書き出してもらったのですが、友人たちのテーマを見たり、改めて考えてみると違うテーマがいいかなと思うものです。そうして,取り組みたいテーマは変わっていくものです。自分の在り方・生き方を深められるようなより良いテーマが見いだせるといいですね。

  次回は,2週間後の6/8(木)です。自由研究の計画を立てます。

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2学年の探究活動が始まりました。

4/13(木)

 昨年度取り組んできた自由研究とSDGs探究の経験をもとに、一年間取り組む課題研究の仮テーマ設定を行いました。配付された昨年度の探究成果報告書にのっている先輩の様子や、自身の昨年度の活動経験をもとに考えました。黒板に書き出された友人たちのテーマ一覧は、友人たちの新たな一面の発見や、自分のテーマの妥当性を考えるきっかけになったかと思います。

 来週、再来週に取り組む課題研究計画のプレゼンテーションを経て,5月から活動する「ゼミ」を選択してもらうことになります。書き出したテーマから変わってもいいので、一年間楽しく取り組めるテーマが設定でき、各自に合ったゼミが選択できることを期待します。ちなみに、2年生は文理分けが済んでいますので、それぞれの進路にも関連したテーマにできるといいのかもしれません。

 ご家庭でも、課題研究テーマについて、お話いただけると幸いです。

お知らせ

1学年の探究成果発表会を開催しました。
卒業式準備を午後に控える2月25日(月)午前3時間を使いました。

1時限は自由研究クラス代表発表です。
各クラス代表のプレゼンテーションを特別棟化学室からZOOMで届けました。
代表者たちは、事前のリハーサルの内容からさらに工夫を重ねたプレゼンを披露してくれました。無機質でなんの反応もしてくれないカメラに向かいながらも、実演を交えつつ、教室にいる級友たちを巻き込もうと奮闘してくれました。


また、質疑応答ではチャットに挑戦しました。はじめは戸惑ったようですが、慣れてきたころには、多くの質問を出してもらえ、発表者も楽しく対応していたようです。また、チャットが一時滞ったときには、会場の代表者たちから質問が連鎖的に出てきました。皆で盛り上げようとする素晴らしい発表者の皆さんでした。チャット対応の様子と発表後の皆さんです。

2、3時限は、各クラスでのポスター発表です。
本来なら、体育館の壁いっぱいにポスターを張り出し、好きなポスター発表を間近で聴講してもらうつもりでした。
クラス内で、しかも黒板に張り付けてということで、やりにくさがあったと思いますが、皆、しっかりやり切ったようです。

積極的な質問も一部出ていたようでした。

終了後の投票により選出した各クラスの優秀ポスターを紹介します。
ちなみに、6組は3グループが同数となりました。

今年度の探究の授業は以上となります。
おつかれさまでした。
2年生での新たなチャレンジに期待します。

お知らせ
1学年でSDGs探究をはじめました。
 12/9(木)6時限にSDGs探究テーマの設定を行いました。
 金井先生の講演から一月以上たってしまっていましたので,講演内容を忘れていた生徒もいたようですが,級監の先生からの講演を振り返るお話を通して,SDGsとは何か思い出していたようです。
 持続可能・・・か?という違和感を通して,探究テーマを設定しようとブレストに取り組みました。



 グループ内ででた違和感をもとに,意見を出し合い,探究テーマを何とか見出そうと考えます。
 テーマを設定できたグループから,黒板に書きだします。



 各クラスでのテーマ一覧を眺めることで,自分たちのテーマはこれでいいかと振り返る機会となったかと思います。その場で,すでに「テーマ変えなきゃね」という声も聞こえました。このテーマは仮のテーマと考えていいと思います。
 今後は,年明けからの5回の授業を通して,探究を進め,ポスター発表を目指します。
 次の活動はひと月先なので,SDGsへのアンテナを高くして生活してほしいです。充実の探究活動の成否は,まさに,テーマ設定にかかっていますからね。
 年明けの活動に期待します。
お知らせ
1学年SDGs講演会
 11/4(木)6時限にSDGs講演会を開催しました。
 後期探究として取り組むSDGsについて,その概要をつかんでもらおうと講師をお招きしました。
 講師は,金井隆行さんです。
 先生はTOKYO EDUCATION LAB 代表取締役であるとともに情報イノベーション専門職大学や慶応大学SFCにて授業されるなど、多方面でご活躍であられます。講演ではクイズなどを交え、楽しく勉強させていただきました。


 
 この講演で,生徒は全員,「SDGsについて3分間で説明できる!」状態になることができたと思います。保護者に皆様には、ぜひ、「SDGsって何?」と生徒に問いかけてみてください。3分間で分かりやすく説明してくれるはずです。
お知らせ
1学年自由研究発表会
 各HRで生徒全員による発表会を開催しました。持ち時間はなんと!一人二分!という短さではありますが,皆,スライドをしっかりと用意し,頑張っていました。その様子を紹介します。
 各クラスから選出された優秀発表者には,年明けになるかと思いますが,学年全体での発表の場を設定したいと考えています。

 なお,発表をところどころ見させていただいていると,「ムペンバ効果」についての発表がありました。
 このテーマには思い入れがあり、懐かしく感じました。以前に関わった生徒で,ムペンバ効果を探究していた〇〇さんは東大へ,△△さんは筑波医学部医学科へ進学していったことを思い出しました。いろんな意味で楽しみな1学年ですね。
お知らせ
2学年探究成果発表会
 11/11に,優秀者による成果発表会を開催しました。その様子と,それまでの経緯をお伝えします。
 5月に立てた計画に基づき,各自,課題研究を進めてきました。途中の状況報告では,KP法を用いました。研究の発表方法を学ぶとともに,成果のまとめ方についても見通しをもってもらうことが狙いでした。



 夏休み明けに計画していた成果発表会を10/8に開催しました。5分の制限時間におさまらない発表が多く,かなり時間を押してしまったものの,探究への熱気を感じることができました。



 この全員取り組んだ発表会で各会場から推薦されたテーマをもとに選考し,学年発表テーマを決定しました。
 
      
 
 十分な質疑時間が確保できないものの,
発表時間を少し長めにしたこともあり、充実の発表会ができたと感じました。



 司会の松村さん。タイムキーパーの飯泉さん。マイク係の秋田さん。運営への協力に感謝します。
 2年生の探究活動は半期で閉じ,後期は進路探究に取り組んでもらいます。前期の活動。ごくろうさまでした。
お知らせ
5月27日(木)6時限に、1・2学年で探究活動に取り組みました。
各学年の授業の様子をお伝えします。

1学年では、夏の自由研究のテーマ設定を行いました。
その大まかな流れを級監から説明を受けた後、概要を伝える文章を読み、級友や教員と相談しながら、自分が何に興味を持っているのか、テーマはどうするのか考えます。

テーマを設定できた生徒は、黒板にテーマ名を書き出します。

全員そろったなかには、こんなテーマもありました。

最後は、級監を中心にみんなのテーマを眺めました。

そのテーマ設定に級友の意外な一面が見られたかもしれません。また、面白そうでまねしたくなるテーマもあったかもしれません。なお、テーマ変更は可です。

さて、つづいて2学年です。
昨年度は探究の要である「問いの立て方」を学んできた生徒たちは、前期で課題研究に取り組みます。前回、1学年で紹介したようなテーマ設定を終えているので、今回は課題研究の計画を立てました。
まずは、教育実習生が大学で取り組んでいる研究の概要を紹介してもらいました。

課題研究の計画書を級友や先生方と相談しながら、方向性を定めます。


どうするのか方向性が見えてきたら、一気に計画書を書き上げます。


1、2学年とも、自由研究・課題研究と呼び名は変わりますが、自らの興味関心に応じた研究に取り組み、その成果をプレゼンテーションします。優秀者には学年全体での発表機会も得られます。高校生らしいユニークで、学びにあふれ、そして、生徒たちの進路を切り拓く探究となることを願っています。