お知らせ

 

― ICTとアナログを融合した「考える授業」の実践 ―

 

教科:理科

科目:生物基礎

 

・改善の内容

生徒一人一台端末を活用し、ICTツールを適切に使い分けながら学習情報をGoogleサイトに集約し、主体的に学べる環境づくりを進めています。

 

・実施方法

①単元ごとの学習資料、授業内容、課題、確認問題をGoogleサイトに集約することで、生徒は時間や場所にとらわれ                            ず、自分の理解度や進度に応じて主体的に学習を進めることができるようになりました。また、欠席時にも授業内容を確認でき、継続的な学習が可能となりました。

②ロイロノート・スクールを活用して工夫した授業資料を作成し、それを全体で共有・比較・検討しながら、生徒の思考を深める授業を行いました。

③Canvaのホワイトボード機能によるグループ協働編集の結果を電子黒板に提示し、全体協議を行うことで、対話的・探究的な学びを促進しました。

④生徒が作成したGoogleスライドを授業資料として活用し、生徒の考えを中心に据えた授業を展開しました。

⑤Google クラスルームの質問機能を活用し、生徒が自分の考えを言語化し、他者の意見に触れる機会を設定しました。⑥基礎・確認段階では、PadletTAやGoogleフォームを活用し、効率的な反復学習を行いました。

⑦グループごとにA3用紙に学習内容をまとめるなど、紙を用いた「書く」活動も取り入れ、思考の整理と定着を図りました。

 

・改善のポイント

Googleサイトによる学習情報の一元化と見通しの可視化
ロイロノート・Canvaを活用した思考の可視化と全体協議
Google クラスルームの質問機能による他者の考えとの比較・再構築
ICTと紙の役割を明確にした「考える → 整理する」学習設計
 

・主な効果

Googleサイトの活用により、学習内容の全体像が把握しやすくなったことで、生徒は見通しをもって主体的に学習に取り組むようになりました。基礎内容の確認をICTで効率的に行うことで、授業内では「考える・話し合う・表現する」活動に十分な時間を確保できました。また、Googleクラスルームの質問機能を通して他者の意見に触れることで、自分の考えを肯定的に捉え直し、記名で意見を発信するなど、考えに責任をもって自信をもって表明する生徒が増えました。さらに、いつでもGoogleフォームで繰り返し演習ができるようになり、基礎学力の定着につながりました。

 

・今後の課題

ICT活用が進む一方で、手書きによる記述や文章表現の時間を十分に確保することが課題である。
また、生成AIの活用が広がる中で、情報を読み取り、比較・判断し、自分の言葉で表現する力をどのように育成するかが求められている。

 

・まとめと今後の展望

今後も、Googleサイトを学習の基盤としながら、ICTによる学習の効率化・可視化と、紙を用いた思考の深化、学力の定着をバランスよく取り入れた授業づくりを進めていきたい。