10月16日(木) 第4回交流

 一昨日の音楽交流のあと、フランソワ・トリュフォー高校の先生から「生徒たちが大変喜んでいた。また聞きたいと言っていた。皆さんによろしく。」とメールをいただきました。こうした感想は、頑張って練習してきた生徒たちにとって励みになります。オンラインという制限の中で、いろいろな交流の形を模索していきたいです。

 今日はいつものメンバーでの交流です。今日のテーマは「食」に関わる問題です。普段の食事の背景にある社会問題について、それぞれの国で問題になっていることについて議論が広げられました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ある生徒が、「フランスの高校生は意識が高いなと思いました。」と言っていましたが、どちらの生徒も高い問題意識を持ち共有し合っていました。農薬使用の問題、マイクロプラスティックの人体への影響、フードロスの問題など、グローバルな社会問題について、次世代を担う生徒たちが国境を越えて討論し合う姿はとても頼もしいものでした。

 フランスでは11月から冬時間となるため、時差が大きくなることから、今年度のオンライン交流は今回が最終回となります。来年度も引き続き温かい交流を続けていけたらと考えています。

10月14日(火)番外編 音楽交流

 本日は、いつものメンバーでのオンラインディスカッションではなく、高校1年1組の音楽の授業から、和楽器の演奏をお届けしました。フランソワ・トリュフォー高校の生徒はこの演奏会を聞くために大きな講堂に集まってくれたそうです。

  

 先週行われたイングリッシュセミナーの研修の成果を惜しみなく発揮し、司会の生徒が英語で進行します。まずは弦楽部がCanonを演奏します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次に音楽選択の生徒たちによる「さくら」の演奏です。三味線と琴の音色はフランスの高校生にはなじみのないものかもしれませんが、大きな拍手をしてくれました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 留学生のローザさんも、三味線の演奏に加わりました。ローザさんはギターの演奏ができるため、三味線の習得も早かったそうです。ローザさんにとっても、フィンランドから日本に来てフランスの生徒と交流するという貴重な体験がまた一つ増えました。

 演奏後は双方の生徒からの質問タイム。「三味線と琴はどっちが難しいですか?」、「『さくら』は知っていますか?」、「習得にはどのくらいの期間がかかりますか?」など、日本語と英語を交えて、楽しい交流の時間となりました。

 本校はDX担当、国際理解教育担当をはじめ、多くの教員が力を合わせてワン・チームでこのエソンヌ交流を支えています。今回は音楽担当者が早い段階から授業を計画し、この日の和楽器演奏披露を実現しました。生徒たちが、フランスの高校生との同世代交流を通して異文化理解を深め、互いの違いを認め尊重し合う姿勢を身につけ、将来グローバル社会で活躍することを、職員一同楽しみにしています。

 

9月18日(木)第3回交流

 夏休みが明け、今日は今年度第3回の交流です。フランス側は9月からが新学期となり、交流する生徒も少し顔ぶれが変わりました。本日のテーマは「お菓子について」です。子どもの頃からの馴染みのあるお菓子、伝統菓子、行事の際のお菓子や今流行っているお菓子など、思い入れのあるお菓子を紹介しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ねるねるね」などの知育菓子を紹介したり楽しそうでした。フランソワ・トリュフォー生も和菓子に興味津々で、是非食べてみたいと言っていました。一方、フランスで普段食べられているお菓子も大変魅力的でした。日本でいただくフランスからの輸入菓子は高級なものが多いイメージがありますが、普段食べているものは両国共通、手軽に食べられるものが多いようです。

 通信トラブルはありましたが、生徒たち自身はタブレットの扱いに慣れてきたように感じられます。次回の準備に向けての準備も計画的に進められそうです。

 次回は交流番外編、音楽の授業から、和楽器での演奏を配信する予定です。

5月28日(水)第2回交流

 本日は第2回交流です。カンヌ国際映画祭でフランス中が映画の話題で持ちきりになるこの時期、今日のテーマはFT校からの提案で「映画」です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 大好きな映画の話を英語で熱く語り合い盛り上がっています。ジブリを始め日本のアニメ映画はフランスでもみなよく知っているようです。

 

 

 

 今日は、関東大会を控えた弓道部、陸上競技部、卓球部の壮行会を本日放課後に行いました。出場選手でもある交流生は、そのあとすぐにこの交流を控えていたため、弓道の道着を着たままの参加となりました。「よく見せて」とFT校の生徒さんに言われ、立って道着を披露し、歓声を受けていました。本校の掲げる「文武不岐」を実現している生徒たちの頼もしい姿です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 この研修を中心となり支えてくれた3年生は本日が最後の交流となります。昨年度FT校生が来校しての学校交流では一緒に授業を受けたりお昼の購買を案内したり、率先して活躍してくれました。タブレットの扱いに不慣れな1年生は3年生をとても頼りにしていたようです。こうした縦の繋がりもこの交流のいいところだと思います。

 次回はフランス側のバカンスが終わって秋の交流になります。交流生はそれまでに英語のスキルアップを図りましょう。

5月15日(木)第1回交流

 いよいよ今年度第1回の交流が始まりました。フランソワ・トリュフォー高校とのオンライン交流は4年目、通算14回目となります。昨年度3月に来校した生徒たちとの久々の対面です。

 

 まず両校の学校長からの挨拶がありました。はじめに本校の生井学校長から、「とにかくいろいろなことに挑戦して欲しい」との話がありました。このエソンヌ交流にもたくさんの新しい生徒が挑戦してくれました。この交流自体もオンライン交流におけるいろいろな実現可能性への挑戦となります。またフランソワ・トリュフォー高校の学校長からは、3月のお礼と共に、本校生にもぜひエソンヌに来て欲しいとのお話をいただきました。ぜひ実現したいものです。

 今回のテーマは、「日仏の学校生活の違い」についてがテーマです。FT校生が実際に来校して感じたことなどを発表してくれました。本校生も、その時に彼らから聞いて感じたことをきっかけにいろいろ調べて発表しました。

 

 

 

 

 

 

 3年生が1年生をフォローしながら進めている姿が印象的でした。異なる学年の生徒同士が協力し合って発表をすることはお互いの成長に繋がっていると感じます。また、どこからかフランス語が聞こえるので近づいてみると、ある生徒がフランス語での会話に挑戦していました。「今、フランス語を勉強しています。」と本を見せてくれた彼は、今年度の交流リーダーを務めてくれることになりました。とても頼もしいです。今年度、両校にとって一層充実した交流となるであろうことを確信しました。

 次回はFT校からの提案で、映画についての発表となります。カンヌ国際映画祭を前に、毎年フランスではこの時期になると国中が映画の話題でいっぱいになるそうです。本校生は、どんなプレゼンテーションを用意してくるでしょうか。楽しみです。 

5月1日(木)事前指導

 4年目の交流を始めるにあたり、今日は茨城県営業戦略部 国際渉外チームよりジャワ・セイフェン先生にご来校いただいて、「フランス語・フランス文化講座」を実施しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 昨年度3月にFT校の皆さんが来校して一日交流したことから、今年度は交流希望者が多く、募集を開始して3日で定員に達しました。1回目の交流では、今日のレッスンを生かし、フランス語での挨拶にも挑戦して欲しいと思います。