「校規五章」 (明治41年制定)

(1)心身を鍛練し,堅忍不抜の志気を修養すべし

  • 心と身体を鍛え抜き、我慢強く動じない気合い(気力)を養うことに努めよ。
(2)光陰を惜しみ,労働を辞せず,学習の務を尽くすべし。
  • 時を大切にし、自ら進んで人のために働き、学習に対して最大限の取り組みをせよ。
(3)質素倹約を守るべし。
  • かざらずおごらずつつましく節約する姿勢を保ちなさい。
(4)長上を敬し,下輩を愛し,和楽を貴ぶべし。
  • 目上の人を尊敬し、後輩を大事に思い、なごやかに楽しむ心を大切にしなさい。
(5)規律を重んじ,以て公共の徳義を立つべし。
  • 規則を大事にして、一般社会における道徳的な正義心をはっきり示しなさい。