H28
              5月27日(金) 先輩講話 を実施しました。
        (茨城県一人一人が輝く活力ある学校づくり推進事業)

 本校,光プロジェクト・進路探究の一環として,「先輩講話」が実施されました。スーパーコンピュータ「京」の開発者であり,世界レベルで活躍なさっている先輩の講話を聴き,生徒諸君はかなりの刺激を受け,学習や進路選択へのよい動機付けとなったようです。

1 期日   5月27日(金)6限目
2 参加生徒 全校生徒
3 講師   横川三津夫 先生 本校第77回卒業生
                        神戸大学大学院システム情報学研究科教授
4 演題   「予測の科学-計算機シミュレーションで出来ること」      
5 実施後の生徒アンケート評価
    

 

①大いに
役に立った

②役に立った

③どちらでもない

役に立
たなかった

⑤全く役に立たなかった

アンケート数

全学年計

192

449

101

12

2

756

全学年%

25.4%

59.4%

13.4%

1.6%

0.3%

100.0%

事業
評価

A  ①+②が81%以上



6 生徒感想(一部抜粋)

 ・スーパーコンピュータが身近なところで役に立っていることが実感できた。地震や津波が起きたときの避難の場面を想定したりするシミュレーションを行っていることを知った。僕は将来,コンピュータ関係の仕事に就きたいと考えているので今回の講話で視野を広げることが出来ました。(1年男子)

横川先生が下妻一高の卒業生であることをとても嬉しく思った。今回のお話で一番印象に残っているのは,インフルエンザの薬がコンピュータで開発されたという部分です。コンピュータが医療分野でも活躍しているのを実感しました。(1年女子)

・スーパーコンピュータ「京」のように,科学技術は信じられないほどのスピードで進歩している。それをどう使うのかが問題なんだなと感じた。いろいろな可能性を秘めていると思う。使い方を間違えたら・・という怖い一面もある。現代ではシミュレーションというのは不可欠なのだと感じた。自分も将来,社会に貢献できる技術開発がしたいと感じました。(2年女子)

・今回の講話を聴くまでは,スーパーコンピュータというのは,割り切れない数字や円周率をずっと計算しているのかなぐらいの知識しか無かった。天気や医療など様々なことのシミュレーションが出来るということを知った。未来を予測することに大変驚いた。これからもコンピュータは社会の中で活躍していくだろうし,その最先端に下妻一高の先輩がいるということは大変な誇りです。(2年男子)

・僕は情報学に興味があり,進路希望分野でもあるので,今回の講話は大変参考になった。大学受験への意識を高めてくれるものでした。多忙なところを来校してくれた横川先生に感謝しております。これからは先輩の背中を見ながら頑張って,第一志望校に合格したいと思います。(3年男子)

・すごいと感じたのは「発想力」です。計算を速くするために膨大な数のコンピュータを並列につなげて計算するという発想や,リチウム電池の効率や天気予想,太陽の黒点や心臓の動きに至るまで,数理モデルで表し,「数式」で表してしまう発想力に驚かされました。私たちの身の回りはすべて「計算」で成り立っていると言っても過言ではないと思いました。今回の講話を聴いて,横川先生のように世界の第一線で活躍し,世界に欠かせないものを造るという目標,道が見えました。ありがとうございました。
 (3年男子)